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人工言語は言語学の逆行であることに気づいた

人工言語は言語学の逆行であることに気づいた

逆行といっても、言語学の妨げと言う意味ではなく、言語学でやっていることの逆をしているという事です。言語学が帰納なら人工言語は演繹です。

具体的に言うと、(ココで言う)言語学は

「人々の使う言語を分解し、文法・語をつくり分類する」
と言う意味です。

人工言語は
「文法・語をつくり、まとめたものを言語として人々が使う」
ですね。

ということは、言語学の概念が違っていたら人工言語の違う作り方も存在したはずです。

言語学の源流は紀元前1世紀ごろのギリシア語の品詞分解です。
この頃のギリシア人は自分達の使う言語を分解し、語に分け、その役割ごとに「品詞」という種類を用い分類しました。
日本にもその影響はあり、明治時代には「品詞」と言う言葉が使われていたそうな。

ヨーロッパの諸語は語の切れ目が分かりやすいものが多いです。
逆にサンスクリット語などは単語と単語が結びついて区切れが分かりづらくなっています。

もともと全ての言語は「区切れ」という概念はなかったはずです。(パラドックスのようだが、言語学が存在していなかったので、「区切れ」もないはず。)
もちろん「語順」や「品詞」の概念もあるはずがありません。
人々の話す言語は自然発生したものであって、(それこそ人工言語のように)「この語はこういう用法があってこのように変化し、文の中でこういう役割をする」などと話す人々は意識していないはずなのです。

それがたまたま言語学の源流が「区切れが分かりやすい」ギリシア語であったため、現在全ての言語が品詞ごとにバラバラに分解され、さらには言語ごとに孤立語、屈折語、膠着語、抱合語などと分類されています。

「言語学の源流が抱合語とか、品詞の概念が無い中国語とかだったら、現在の言語学はどうなったのだろう?」
「そうだとしたら人工言語はどういう作り方をしたのだろう?」
「そもそも言語学は成り立たなかったのか?」
誰にも(おそらくスーパーコンピューターにも)分からないがそんな事も考えてみたりする。
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非公開コメント

これ、題名逆じゃないですか?
言語学は言語を研究する学問ですから順番的に言語が生まれる→言語学ができるみたいな。

小さな事ですみません。

No title

人工言語ってなんだか知ってます?
プロフィール

try

Author:try
千葉県1992年生まれ。
東京工業大学・生命理工学部
趣味はアニメ・ラジオ・ゲーム全般。声優に詳しい。
野球も好き。広島カープファン。
言語学が趣味で生物学は勉強中。語学はロシア語と中国語。
「学習は問題場面において解決を求めて行なわれるランダムな試行錯誤の結果生じるものだ。」―Thorndike

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