日本語の動詞の活用形(古文)

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動詞の活用形について、この前は命令形やら終止形やらをやりましたが(あれ、やったっけ
まぁ今回は下二段活用について。
最近ちょいちょいと思うことです。
下二段活用の動詞は目的語を取ることが多い。
特に、
四段動詞と区別する場合はほぼ必ず「を」と伴って目的語を取る。

(「を」が必ずしも目的語を表す用法ではないというのはまた別の話。)
ちょっと例を上げてみると、

現代語の方が区別がはっきりしているので、例文を現代語で上げてみます。

得・・・収入を得る

告ぐ・・終了を告げる
出づ・・学校を(い)でる
尋ぬ・・帰路を尋ねる
経・・・時間を経る
愛づ・・娘を愛でる
受く・・授業を受ける (四段:受験に受かる)
掛く・・着物を掛ける (四段:金が掛かる)
混ず・・醤油を混ぜる (四段:異物が混ざる)
捨つ・・希望を捨てる (四段:流行が廃る(すたる))
植う・・苗木を植える (四段:柳が植わっている)
並ぶ・・人形を並べる (四段:列に並ぶ)
求む・・救助を求める (四段:答えが求まる)
入る・・直介を入れる (四段:中に入る)

例外?
失す・・〇〇を失せる?
答ふ・・〇〇を答える?(これは言うかも?でも自動詞。)

助動詞
~ゆ(受身)

変な例外
寝・・・寝を寝(いをぬ)

しかし、「寝る」という語は現在自動詞にしか使われていません。
実は元々は他動詞だった?などと妄想が膨らみます。

逆に、四段動詞がない語を見てみると・・・

告・・・つがる?(津軽?w)
出・・・いだる?
尋・・・たづなる?
経・・・はる?
愛・・・めだる?
失・・・うさる?
答・・・こたはる?
寝・・・なる?
得・・・ある!?

ア行の動詞は「得」だけ。
そこで「得」は特別な動詞だと思ったんですが、もしかしたら文字化されるもっと前、元々四段動詞だった語に目的語を取る動詞にするため「得」がついて四段動詞が出来たのかなぁとか想像しています。
もともと自動詞があったかどうかも定かではないので、「他動詞化」というと微妙です。

その証拠、と言っても少数ですが、目的語を取らない下二段動詞(失す等)には四段形がありません。
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テーマ : 言語学・言語論
ジャンル : 学問・文化・芸術

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Author:try
千葉県1992年生まれ。
東京工業大学・生命理工学部
趣味はアニメ・ラジオ・ゲーム全般。声優に詳しい。
野球も好き。広島カープファン。
言語学が趣味で生物学は勉強中。語学はロシア語と中国語。
「学習は問題場面において解決を求めて行なわれるランダムな試行錯誤の結果生じるものだ。」―Thorndike

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